D&D・de・レッスル!!

 D&D de レッスル エンジェルス

[2-1 キャラクター作成]

ボンバー来島:キャラクター…。つまり、「ゆーしゃ」を作るんだろ?

DM:まあ、そう思ってくれていいけど、付け加えるなら、D&Dでは「勇者とは限らない」ということかな?

ボンバー来島:そーなの? でも、主人公だろ?


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DM:勇者が冒険に出るとして、スライムとか倒すだろ。でも、スライムはひのきの棒でも倒せる。じゃあ、地道にレベルアップしていけば、主人公じゃなくても勇者になれる可能性はあると思わないか?

ボンバー来島:言われてみると、そうだな〜。

DM:そういう意味では、誰もが勇者になる可能性があるし、失敗する可能性もあると。それに、勇者以外にも、魔法使いとか僧侶とか武闘家とか、いろんな役割のキャラクターもいるし、そういうキャラを選んでもいい。

ボンバー来島:ふ〜ん…。よし、じゃあアタシはこれにしよう! 「バーバリアン」!!

佐尾山幸音鈴:わ、かっこいいな!! なんでそれにしたんです?

ボンバー来島:ヒットポイント(以下、HP)が12で、いちばん高い!!

佐尾山幸音鈴:すごい単純だなぁ(笑)

ボンバー来島:すごいだろう!!

佐尾山幸音鈴:褒めてないです!! え〜と、ファイター系取られちゃったから…「ローグ」かなぁ。ルールブック見る限り、魔法って難しそうだし(汗)。

保科優希:じゃあ私は経験者ですから〜「クレリック」でいきましょう〜。回復呪文は大切ですし〜。

DM:それと一緒に、種族も決めてくれよ。人間以外もいっぱいいるんだ。

ボンバー来島:(プレイヤーズハンドブック(以後PHB)をめくる)う…わけがわからん。人間は、人間だろ? これ選んじゃダメ(汗)?

DM:むしろ初心者だし、その方がいいだろう(笑)。

保科優希:幸音鈴さんはハーフリングがいいんじゃありませんか〜?

佐尾山幸音鈴:なんで?

保科優希:ローグをおやりになるんでしょう? ハーフリングはローグに重要な敏捷に+2がつくんですよ〜。代わりに腕力が−2になっちゃいますけど、技能の”急所攻撃”とかでそれを補ってお釣りがきますわ〜。

佐尾山幸音鈴:なるほど〜。じゃあそうしよう!

保科優希:(小声で)くすすっ。それではですねぇ〜。私は麗しいハーフエルフの男性、アインハルト・イルヒシュタイン!  人間との禁断の恋に落ちた母親のエルフの里で育てられたのです〜。でもハーフエルフということで迫害に遭い、高名な騎士だと聞かされていた父親を探す旅に出たのです! 父は名誉ある戦いで負傷し右目がつぶれているが絶世の美青年。ジョルジュ・イルヒシュタイン。ジョルジュ・"スカーアイ"(片目の騎士ジョルジュ)と呼ばれています。アインハルトはジョルジュから託された家紋入りの宝剣を…。

来島&佐尾山幸音鈴:ポカーン…。

DM:あの〜、もしもし? 保科さん?

保科優希:はい?

DM:ハウスルールで、キャラクターには、自分の名前をもじったものか、あるいはそのままをカタカナにした名前を付けてもらおうと思ってるんだよね。でないと読んでて誰が誰やらわかりにくいし

保科優希:ええぇえええぇぇえええ(ガガーン)!!!!

DM:というわけで名前をつけなおしてください。

保科優希:…じゃ…じゃあ、ユッキー・サナリサスで…orz

DM:そのココロは?

保科優希:なんとなくそれっぽい感じで…高名な騎士の子供設定はあきらめます…(しゅん)

DM:(すごい落ち込みようだな)よし、じゃあみんなサイコロを振ってくれ。6面体サイコロを4個。4d6というけど、これを振って、一番低い数字を引いた3つを足したものを採用する。

ボンバー来島:よ〜し…うぉりゃぁー! ナパームスロー!!


 ガッシャーン!!


佐尾山幸音鈴:いてー! なんでこっちに飛んで来るんだよー!!

保科優希:テーブルの上に一個も残ってないです〜。

DM:もっと、そ〜っと振りなさい!!

ボンバー来島:いやぁ、わりぃわりぃ(笑)。


 しばし、みんなでサイコロ探索。ダンジョンズ&サイコロズ。



佐尾山幸音鈴:どうしても最後の1個が見つからない…。

DM:どうするんだよ、秋葉原まで買いに行くのか?

保科優希:6面体サイコロなら近所のコンビニでも売っているのでは〜?

ボンバー来島:4つもあるうちのひとつが無くなったくらいで、うるせぇなぁ。3つでやってやるよ!

保科優希:マスター、いいんですか?

DM:う〜ん。ここでキャラ作成が滞るのも嫌だし、このままいくか。

佐尾山幸音鈴:アタシ来島さんのせいで自分のキャラ弱くなるのやだよ!!

ボンバー来島:細かいこと気にしてるからいつまでも背が伸びないんだよ佐尾山は(コロコロ)。

佐尾山幸音鈴:なにおぅ! つーかもう振ってるし!!



 出たダイスの目は7 10 15 10  14 6



DM:3つでも、それなりの数値は出たな(笑)。

佐尾山幸音鈴:…(ごそごそ)あった! 最後の1個みつかった!! これで4d6で振っていいでしょマスター!!

DM:じゃあ来島も振りなおしを…。

ボンバー来島:面倒くさいからいいって。他の2人はそれで振ればいいだろ。

保科優希:というか、実際4つ一度に振らなくても、4回振っていちばん低い数字を間引けば同じ結果になるんですけど〜。

佐尾山幸音鈴:よ〜し、いくぞ〜(聞いてない)。



 佐尾山の数値は 11 13 11 11 14 11



佐尾山幸音鈴:う…11ばっか。

ボンバー来島:あんまパッとしねーな。

保科優貴:この振り方は高い数値を出すというよりは、低い数値が出にくくなる振り方ですからね〜。

???:おはよ〜!

???:あの、おはようございます…(どきどき)。

DM:お、来たな。

DM以外全員:?

ボンバー来島:あれ? 祐希子?

保科優希:そちらは…極東女子プロレスの大高さん??

DM:もう少しプレイヤーが欲しいと思ってたから、この2人に来てもらった!

マイティ祐希子:"てーぶるとーくなんちゃら"っていうのやれば、終わったあとカレー食べさせてくれるんだよね? カレーカレー(はあと)

大高はるみ:え、え〜と、このたびは新日本女子の主力メンバーのみなさんとの親睦と友好を深めようと思いまして、ぜひ参加させていただきたいと思いまして…(こ、この場での私の振る舞いによって今後の極女の参戦の可否が左右されるわ…。ああ、数年ぶりの地上波定着!! WWCAタイトルマッチの栄光よ再び!! 私、やります、上原さん…)。

保科優希:え〜と、D&Dは適正人数は4人ですから、5人なら十分ですね〜。

DM:よしよし、にぎやかになってきたなぁ(うれしそう)。それじゃあキャラクター作成、続けてくれ。ステータスには筋力、敏捷力、耐久力、知力、判断力、魅力があって、いま振って出た数値をそれぞれに自由に並べ替えていいからな。あとから来た祐希子と大高には、ここまででわかってることを説明してあげるように!




 さらに続く…


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