D&D・de・レッスル!! 

 D&D de レッスル エンジェルス

 というわけで始めてみました。

 とりあえず必要最低限のルールブック、サプリメントを揃えました。

 こーなるとDMは強引である。プレイヤーズハンドブック、ダンジョンマスターズガイド、モンスターマニュアルの基本三点セットトータル1000Pのうち5,60Pしか読んでいないのに、さらにプレイヤーを集め始め、キャラを振るとか言い出す。

 ま、なんとかなるでしょう。


  • ここでハウスルール
    • プレイヤーはレッスルキャラを演じる
    • レッスルキャラは自分の名前をもじるか、もしくはそのままの名前をゲーム中のキャラにつける
    • つまりプレイヤーは、ゲーム中キャラを演じるレッスルキャラを演じる

 とりあえずはこんな感じです。



 ちなみにキャラ作成のシーンはルール説明やステータスの説明など専門用語が飛び交いわかりにくかったので、98%はDM(越仁木)の創作です。

[1.プレイヤー集合]

DM(ボス):お、来島も来たか。

来島:ボス、用って何だ? って佐尾山と保科も来てるじゃねえか。

佐尾山:ちっス!

保科:おはようございます〜。

来島:この統一感のない面子…アタシ達に何の用だ?


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DM:君たちに集まってもらったのは他でもない…。ズバリ、TRPGをやってもらいたいんだよ!!!!

保科:TRPG(ビクッ)!!!!

佐尾山:てぃーあーるぴーじー?

来島:なんだ?新技の名前か?

DM:理由は、私がやりたくなったけどプレイヤーがいなかったからだ!

来島:どんな技なんだ、ワクワクするな! .スローイング・ローリング・プレス・クレイドル…。

佐尾山:来島さん、クレイドルの頭文字はたぶんGじゃないッスよ。

DM:人選の根拠は、来島と佐尾山は初心者読者のために経験のなさそうな奴を。保科は解説役としてベテランを選んだ!

佐尾山:保科さん、TRPGていうの、やったことある人なんだ?

DM:知らん! 顔で選んだ!

佐尾山:偏見かよ!

保科:あの〜、私、TRPGですけど、もちろんやったことあります〜。

佐尾山:あるのかよ!

保科:ていうか、やったことない方なんて、いるんですかぁ〜? 婦女のたしなみでしょう〜。

DM:腐女子の…。

保科:なにかおっしゃいましたかぁ〜?

DM:いえ、なんにも(期待以上の人材だな)。というわけでみんな、始めよう! キャラクターを振ろう!!

来島:っつったってよぉ…アタシにはなにがなんだか…。

DM:えーと、君たち。ウィザードリィはやったことあるよね?

来島:ねぇな。

佐尾山:ないよ。

DM:おまえら原始人か(怒)!!

保科:まぁまぁボス。例えがマイノリティすぎますわ〜。お二人とも、ドラクエやFFは?

佐尾山:つかさの部屋でやったことある!

来島:聞いたことはあるかも。やったことはねぇけど。

保科:TRPGというのは、ああいうゲームを紙とペンとさいころ、そして会話でやりましょうというゲームなんです〜。

DM:お、おい、それは逆だろ。そもそもコンピューターRPGの方がTRPGを模倣して…

保科:しっ! 黙って!(小声で)ここでRPGの歴史をひもといても無意味ですわ〜。この二人はまだRPGそのものに興味がないんですから。

DM:な、なるほど…。

佐尾山:でもさぁ、そんなことする意味あるの? コンピューターがやってくれる計算とか人力でやるわけでしょ?

保科:そうですね〜。でも、ド○クエで竜○を説得して、悪事を辞めさせることはできますか〜? 

佐尾山:えー。そんなの無理でしょ!プログラムにそんなシナリオ入ってないし。

保科:そうですよね〜。でも、TRPGなら、それができるんですよ〜。DMが○王役をやって、交渉を幸音鈴さんが実演するんです。

佐尾山:えーと、たとえば「世界の半分を上げるから悪いことやめろ」とか?

DM:それは勇者的に、していい交渉なのか?

保科:RPG的にはありですよ〜。

佐尾山:そうだよ、アレ○ガルドは捨ててサ○ルトリアでもムーンブ○クでも獲ればいいんだし!

保科:歴史が変わっていきますね〜(笑)。そういう展開も、TRPGならありうるんですよ〜。

佐尾山:へぇ〜! 面白そうかも…。

来島:おいおい、そんなこたぁアタシはあんまキョーミないんだけどさ…。よーするにただのゲームだろ? プロレスラーがそんなオタクっぽいことに熱を上げてて、それでいーの?

保科:来島さん、これはプロレスラーに必要な資質、「表現力」を試されているんですよ〜。

来島:な、なんだと(ガーン)!?

保科:たしかに所詮ゲーム、と一歩引いて見る人には、どんなゲームもおもしろくないです〜。でも、感情移入すれば面白いのはプロレスも同じでしょう? プロレスラーも、熱い自分を表現できる選手ほど、リングで輝くでしょう? 所詮ゲーム、所詮プロレス、とスカしてる人や来島さんじゃ勝てないとか言う人のプロレスに、ファンが魅せられますか!!

来島:そ…その通りだ…アタシは冷めた奴は大嫌いだったはずだぜ。

DM:(巧妙に話をすり替えた…。保科、恐ろしい子!)

佐尾山:(レスラーの序列的に保科さんのが来島さんよりずっと格下だよなぁ…でも、今は黙っとこう)

来島:よし分かった! やってやろうじゃねぇかTRPGってやつをよぉ!!

佐尾山:やった〜!!

保科:それでボス、どのゲームでプレイするんですか〜?

DM:俺の名前がDM(ダンジョンマスター)になっていることから明らかなように、ダンジョンズ&ドラゴンズだ!!!

保科:D&Dですか〜。私、やったことないですけど…。マニュアルも高めだし、3.5版はサプリメントも膨大だし。それに、10月には…(汗)

DM:大丈夫! 領収書切ったから!

DM以外全員:あ…霧子さん…。




















DM:よし、じゃあ最初にキャラクターを作ろう!!

佐尾山:頭から血が出てるよ? 大丈夫?




 ひとまずここまで。次回はキャラクター作成です!


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