でもがんがる

[ふたりはプリキュア Splash Star](テレビ朝日8:30〜9:00)

 あらすじは略。あいかわらずこのシリーズのラストバトルは燃える。

 ヲタには評判最悪らしいことに最近気づいたものですが、なんでここまで悪評なのかサパーリな私は普通に楽しめました。惜しむらくはどー考えても序盤のペースが、もともと二年構成で作られていたと思われるスローペースだったこと。健太と咲と優子間の三角関係フラグや咲と舞の兄貴間のフラグや宮迫と委員長とか優子の相方とか涼子先生とか日向家の人たちや美翔家の方々とかいろいろいろいろ掘り下げられる材料はいっぱいあったし掘り下げていく予定であったろうことは間違いないのにすべて丸投げされたのは残念でならない。ラスト数分の後日談では拾いきれるものでもないでしょう。原田氏は47話を観て「あまりのつまらなさに落胆した(大意)」と言ってましたが、無印もMHも、あるていど見続けて感情移入していなければまったく面白くない傾向はあり(なんでもそうですね)、SSは後半打ち切り決定した後からなんとか辻褄合わせに腐心するあまり作品に引き付ける展開や演出にかける余力が限られていたため、より難易度が高かったとは思います。
 しかしそれでも支持する人間はいたし、私自身はなんだか最後のほうのドタバタ感はけっこう独特の雰囲気に趣があって嫌いじゃないです。しっとり終わるよりもより寂しくなるという想定外の演出力が働いたとゆーか(笑)。
 まあ50話弱ある繋がったエピソードを最後の最後のほうの一話だけ拾い観して面白く感じさせるのは難しい、つーか無理(笑)。
 次のYes! プリキュア5ですが…こういうの、たいていは徐々に人数を増やしていくものだと思うんですが、いきなり5人とのことで心配です…。某所で受けてるキュアババアとかハイテンションなネタを投入して押し切れるか…(笑)