[アニメ]10/22のアニメ

シュガシュガルーン」(テレビ東京7:00〜7:30)

 魔界からショコラの爺ちゃんがやってくる。全然ハート集めが進んでいないショコラは自分を連れ戻しに来ると戦々恐々。頼りのロビンも恐れをなして逃げ出した。果たして現れた爺ちゃんは超マイペース。部屋はぬいぐるみだらけにし、食事は毎食フルーツパフェ。学校にまで来て遊ぼうとする爺ちゃんにうんざりしているショコラに、爺ちゃんはダンスパーティでのハート集め勝負を挑んでくる。勝てば爺ちゃんは魔界へ帰るが、負けたらずっと屋敷に居つくというが…!

 いいバカ回でした(笑)。爺ちゃんいいキャラしてたけど、こういうキャラ造形に作者のセンスが反映されるんでしょうかね。それにしても、人間界でのショコラって魔界の連中には全部伝わってるんでしょうか??

ふしぎ星の☆ふたご姫」(テレビ東京10:00〜10:30)

 雫の国にやってきたアルテッサを加えたふたご姫一行。ご飯かお茶かアクセサリーを買うために降りたところ、この国は今ニセふたご姫が、言うことを聞かないとお日さまの恵みを奪うと脅して暴れまわっているという。犯人を突き止めた本物のふたご姫だが、それは湖の異変で魚が減ったせいで食糧難の鳥のために仕方なくという事情だった。そこに、大臣の手下の手引きでやってきた群衆がやってきて偽者を捕まえようとしたが、ふたご姫が二組いてどちらが本物かわからない。そこにブライトが現れ、本物のほうを偽者と証言し、牢に入れてしまう。そこにシェイドとフィオが助けに現れ脱出する。一方ブライトはニセふたご姫を使って各国で同じ騒ぎを起こしふたご姫の信用を失墜させようとしていたが、ニセふたごも隙を見て脱出。河でふたご姫たちと合流したところ、ミルロが助けに来て偽者容疑は晴れたが、大臣の手下が水門を壊し、ニセふたごの一人イーダが流されてしまう。ふたご姫はフォーチュンプロミネンスを使った…。

 かなり露骨に黒くなってきたブライト。これはお子様に悪影響では無いでしょうか(笑)。ニセふたご姫はOPを歌っているFlipFlapだそうですが、声は歌手だけあっていいし、演技はいい具合に素人ぽくて楽しかったです(笑)。ノリも別ベクトルに吹っ切れてていい感じだ(笑)。のろのろダンスもう一回見たいです。「のろのろのろ〜、のろのろ〜」

BLOOD+」(TBS18:00〜18:30)

 学校に復帰した小夜。先生の死は操作された情報で生徒たちに知らされるが、小夜は断片的な記憶に悩まされる。下校時、父親のジョージが迎えに来て、シェルターの前に連れて行く。ここが始まりの場所だった、とジョージは説明し始める。ベトナム戦争から帰り退役したジョージは、眠り続ける少女、小夜の監視を依頼された。目覚めるまでの間、店を開き結婚し娘を授かったが、事故で家族を失う。自殺を決意したジョージだが、それでも眠りつづける小夜を前にまた必死で生きる決意をする。孤児のカイとリクを引き取り、本当の家族のように育て、小夜の目覚めを待った。そしてついに起きた小夜は眠る前の記憶を持っておらず、カイたち同様実の子供として育てることにした…。そして翼手が現れ、小夜だけがそれらに対抗する力を持っている、そのために必要としている人々がいる、と全てを語り終えるジョージ。店に戻ったふたりを待っていたデヴィットだが、そこにジョージのなじみの友人、フォレストが現れる。しかしその様子の変化にデヴィットが発砲。フォレストは翼手になっていたのだ。そこにハジが現れる。小夜に刀を渡し、戦うように促すが、ためらう小夜の前にジョージがそれを掴み、翼手に切りかかる。しかし刃が通らず、反撃されて深手を負う。ジョージの生死は…?

 うーん、今回も若干退屈な回でしたね。展開の起伏に乏しいというか…。秘密が語られた重要な回なんですけどね。押井守はあまり関わっていないらしいですが、マネでもいいから押井ぽい語りでジョージに語らせてほしかったかも。つまらなくはならないだろうけど、思ったより盛り上がらなくなりそうで心配です(汗)。

武龍」(テレビ東京24:55〜25:25)

 プロレスの修行のためなにわ女子プロレスに連れてこられた蘭。数日後の興行でメインイベントに抜擢されるということをその場で告げられ、置いていかれる。なにわ女子の選手たちは蘭にあからさまに敵意をあらわにし、先輩たちはいろいろな手でイジメてくるが、新米のめぐみだけは優しい。ある日、めぐみが練習中に先輩の下田に怪我をさせられ、蘭は逆上。その深夜、下田に道場に呼び出され、果し合いに…。

 原作の、この回嫌気が差したんでしたっけ…いくら言葉で飾っても、プロレスをバカにしていることがにじみ出てきてるんですよね。「プロレスしか知らない下田姉さんは道場で一番弱い」て…(汗)。単純に、あれだけトレーニングしてれば(五輪強化選手だっためぐみから見れば弱いかもしれないけど)、せいぜい部活でスポーツしてました程度の後輩よりは下田姉さんのほうが強いだろ(汗)。原作の連載ではいまだにめぐみはプライムマットで活躍してるけど、結局その強さは(本人の主張はどうあれ)プロレスラーとしてではなく、格闘家としてのバックボーンが活きてるだけであって…。作品自体が格闘家が主役だからある程度仕方ないとはいえ、どうにかならないもんか。そもそも格闘技が興行として存在してなかった時代、その苗床として存在して何十年も支え続けていたのはプロレスだったんだから…格闘技の隆盛はプロレスが無ければあり得なかったわけで。もうちょっと敬意というものを…。まぁ、格闘技マンガの中では辺境でしかないこの作品にまでは求めるべくも無いということでしょうか。

銀盤カレイドスコープ」(テレビ東京26:50〜27:20)

 選考会と定期テストがかぶり苦しむタズサ゛が、ピートに暗記させるというウラワザでなんとか乗り切る。そして選考会本番だが、至籐の直後という最悪の順番に。イメージトレーニングにすら苦しむ最悪のコンディションで出場し、序盤は好調だったが鬼門のトリプル・ルッツでまたも転倒。至籐は3位、タズサは7位と明暗分かれる形に。落ち込むタズサにピートが励まして言う。「二度あることは三度。つまりこれで全部の不運は終わったんだ」気持ちを切り替えてフリープログラムに挑むタズサだった。

 ピート役にたたねぇー(笑)。ご都合主義じゃないシビアさといえば前向きですが、何のために(キャラクターの立場としては本位ではないにしても、物語的に)取り憑いてるのかわからんっちゃわからんっちゃわからんですな。

蟲師」(フジテレビ 27:45〜28:15)

 人や昆虫、植物よりもさらに生命そのものに近い存在、蟲とヒトを繋ぐ蟲師・ギンコは深い森の中を進んでいた。書いたものが生物になるという神の手を持つ少年・しんらの噂を聞き調査に来たのだ。ようやくたどりついたが、しんらは生前から祖母に禁じられていたという理由で調査を断る。今では左手も封印しているという。その晩家に泊めて貰ったギンコは、童女の蟲と遭遇する。それはかつて蟲の宴に招かれコウキ(漢字わからず)を受けたことで存在の半分が蟲となった祖母・廉子の片割れだった。ギンコはしんらに提案し、廉子のもう半分を蟲化するために、左手でかつて廉子が受けた緑の杯の半分を描かせる…。

 予備知識ゼロで挑んだこのアニメ。いい雰囲気ですね。テーマ的なものはそんざいしないんでしょうが、ただ雰囲気と景色を楽しむという類?? こういう作品やARIAとかヨコハマ買出し紀行とかを見ると、昭和の時代に育った自分のセンスってかなり古くなってきたんだなぁとつくづく感じます…orz
 しかし、これももっとはやく放送してくれれば…つーか、銀盤カレイドスコープが無ければ、武龍の後に仮眠を取って蟲師に起きることも出来るんですよ。武龍がなければ金曜洋画劇場の後仮眠とって、カレイドスコープに起きて…なんでこう、飛び石みたいに点在するんですか!! アニヲタころすきか!!