[アニメ]10/8,9のアニメ

シュガシュガルーン](テレビ東京7:00〜7:30)

 最初の20分観損ねたorz 確か今回は、なんか魔界のアイテムでショコラとバニラの人格が入れ替わっちゃう話。そのまま学校へ行ってバニラの姿でハートゲットをもくろむショコラだが、結局いつもと同じになってしまい原因は性格であることが明らかに(笑)。元に戻るのに使う分をカエルとネズミが使ってしまい、戻れなくなってしまったと落ち込む二人。ウーとソールが訪ねてきて二人の気持ちを聞く…。
 しんみりといい話でした。ショコラは「バニラのふわふわの髪やかわいいところがうらやましくてバニラみたいになりたかった」、バニラは「ショコラのストレートの髪やなんでも自分で出来るところにあこがれていて、ショコラみたいになりたかった」と互いをリスペクトしていることをカミングアウト(プロレス的記述)するシーンにじ〜んときました。逆にこんな二人を女王候補として競わせるのにちょっと残酷な感じがします。うっ、うぇっ(涙)。

ふしぎ星の☆ふたご姫」(テレビ東京10:00〜10:30)

 黒プーモ=ブーモの暗躍とブライトの失踪を知りブライトを探すアルテッサふたご姫。ようやく現れたブライトだが、「自分がいないとふしぎ星はだめになってしまう、自分こそがこの星を救う者」とこれまでのブライトとは似つかわしくないことを言い、そんな様子に不審を強めるアルテッサ。ブライトの部屋に行き話しをつけようとするアルテッサだが、城の地下に隠れていたがふたご姫に追い回されていたブーモと鉢合わせする。ブライトはアルテッサの口を封じようとアルテッサを時計台の内部に追い詰めるが、ふたごのプロミネンスで間一髪、アルテッサを救い出す。ブライトは行方をくらまし、ブライトを元に戻そうと決意するふたご姫アルテッサだった。
 今回の演出はブライトの不気味さがよく表現されていました。カリ城ラピュタへのオマージュも見られましたし(笑)。あと、レインの「なるべく暗くて不気味なほうへ行きましょう!」にワラタ。

BLOOD+」(TBS18:00〜18:30)

 何者かの回想シーンから始まる。ベトナム戦争を思わせる戦場で、異形の怪物と現地人、兵士の区別なく奇妙な刀で切り殺す少女と、そこから逃げようとする現地人の少女。しかしおいかけられて…。舞台は現代に移る。翌日の記録会にそなえて高飛びの練習をする少女・音無小夜。帰り道、流しのチェロ奏者を見かけ、冒頭の場面が脳裏に蘇る。帰宅してからスパイクを学校に忘れたことに気づいた小夜は学校に忍び込むが、そこにデジャヴに現れた怪物が現れる。怪物に追われるうち、昼間見かけたチェロ奏者・ハジが現れた助けに入る。
そしてハジは右手の包帯をはずして傷をつけると、その血を口に含むと口移しで小夜に飲ませた。
 今後を凄く期待させる第一話でした。企画協力に押井守の名前が連なっているのもうなずけます(どれほどの影響力があるかは謎ですが)。あと、小夜の養育費を届けられたもののその封筒をカウンターに出しっぱなしにしている父親とか、昨今の萌えアニメに比べてとても描写が丁寧で唸らされますね。これは文句なく視聴決定です!
 しかしガチ百合ぽい描写もなんかハァハァ…。これはとてもスキンシップが多いアニメですね。

武龍」(25:00〜25:30)

 風俗記者・鏑木が毛蘭に出会うまで。暴力団事務所に乗り込んで壊滅させたりとか。
 さすがに一話目からの総集編路線は辞めたようですね(笑)。次回はエロコス回の模様。しかし、白羽取りって、タイミングが合ったとして、掌ではさむ圧力だけで、両手で握って振りかぶってから振り下ろされた刀の力を止められるものなんですかね??

カレイドスコープ」(テレビ東京2:50〜3:20)

 なんで武龍の後すぐに始まらないんだ!? とっとと流してくれればすぐ寝られるのに…。もとい。自らを「100万$の女」と称する桜野タズサはフィギアスケートの日本代表。しかし国際大会でトリプル・ルッツを失敗して転倒。目が覚めたときには頭の中にタズサにだけ聞こえるカナダ人男性の声が聞こえるようになっていた。その声いわく、自分は幽霊で、100日間取り憑かなければならないという。
 どう考えても夕方か土、日の午前中むけアニメ(笑)。まさに伝統的少女漫画です。なんとなくミルモでポン!の日高さんを思い出すキャラクターでした。しかしフィギュアスケート絡める意味はあるんですかね?

エウレカセブン」(TBS7:00〜7:30)

 チャールズのもとを去ったレントンは行き倒れ、ウィリアムに助けられる。その家では妻のマーサがいたが、絶望病に冒されていた。ウィルが地殻を安定させている楔、パイルバンカーを抜いているのを見て驚くレントンだが、「力に力で対抗してはいけない」と独自の哲学を語るウィリアム。一方、レントンを探すホランドだが、軍が陸路、空路をふさいでいることに危機感を覚える。さらにレントンを保護していたのがチャールズだということを知り、かつて盟友だった頃を思い出し、戦慄するのだった。レントンはウィリアムのもとを発ち、月光号を探すたびに再び赴く。
 よく見たら脚本が大野木寛なんですね。むかーし八剣伝とか読んだ頃にはくだらねー話書く作家だなぁと思ったものでしたが(笑)、ずいぶんといい話を書くようになったものですねー。今考えてみれば、八剣伝は話の展開がアニメアニメしてましたね当時から(笑)。
 ウィリアムスの哲学は仏教をモデルにしていますね。「太陽からもらうエネルギー以上に消費してはいけない」とか「草は倒れてもまた生える。この土地はそういう土地」とは悟りと輪廻を表しているし、「絶望病とは周りの人が絶望するからそう呼ばれている。僕は絶望していないからこれは絶望病じゃない」「そこへ行っても彼女が待っているとは限らないよ」とはエゴの本質を捉えた発言です。23話でレントンが悟った「自分のことばかりを考えてそれが他の人にどう影響を与えるとか考えたことも無かった」という利他愛から一歩進んだ「それでも他人を理解することは出来ない」という真実を教える。ウィリアムスとの出会いはそんなものだった気がします。
 それにしても、ホランドの回想シーンに出てきた戦闘とウィリアムスの回想に出てきたそれは恐らく同じものだと思われますが、同じ経験を経てホランドのようになったりチャールズのようになったりウィリアムスのようになったり…。自分の未来を選び取るのは自分自身、ということを表現しているのではないかとふか読みしてしまいました。レントンはどのように成長するんでしょうね。

ふたりはプリキュア MAXHeart」(テレビ朝日8:30〜9:00)

 今日はなぎさの誕生日。家族に半ば追い出されるようにしてほのかと修学旅行の買い物をしに出かけるなぎさ。その帰り道、最近元気が無いという藤代先輩と出会う。藤代は部活でスランプ気味で、失敗ばかりして落ち込んでいた。なぎさは藤代を元気付け、その勢いで告白する寸前だったが、そのときウラガノスが現れる。ザケンナーどもを一蹴した後、告白できなかったと落ち込むなぎさに、藤代は「誕生日おめでとう」と祝福の言葉を…。
 ここ最近脚本が好調です。今日なんかは誰が観ていても告白に挑戦するシーンのなぎさを応援してしまうのではないでしょうか。アホの子ほどかわいいといいますが(言わない)、感情移入させられてしまいます。

雪の女王」(NHK19:30〜20:00)

 今日は総集編の回でした。これ観ると、ゲルダはものすごい苦労をしながら旅をしているのに、カイはそんなゲルダのことを何も考えず気楽に女王のところで遊んでるんだなぁと改めて認識し、殺意を覚えました(笑)