[アニメ]9/27.28のアニメ

ガラスの仮面(テレビ東京25:30〜26:00)

 ドラマ撮影が進む中、セットが不自然に壊れ、転落しそうになるマヤ! なんとか助かったものの、何者かがマヤを陥れようとする動きに不審が募る。それをよそに各メディアでプッシュされてマヤはブレイクしていく。その様を見ていた、マヤに追い落とされる形となった先輩女優(名前失念)はマヤを陥れていた犯人を捕まえ、謝罪させる。姫河あゆみが新人俳優とうわべだけの交際を始めるのと同時にマヤも里美茂との間をマスコミにすっぱ抜かれ、さらに話題を振りまいていく。しかし創作が続くマヤの母親はまだ見つからないのだった。
 展開はえ〜。とても30分番組とは思えない密度です。起き抜けに見て翌日に思い出そうとしても無理。これはいつか原作穂じっくり読みたい作品です…。

かみちゅ!(TBS2:40〜3:10)

 明日はバレンタインデー。神通力を使わず手作りチョコを作るゆりえ。クラスメートたちは物忘れが激しい健児のまわりでわざとゆりえの噂をして印象付けようとバックアップ。しかしゆりえは当日学校にチョコを持ってくるのを忘れてしまう。光恵たちによるバレンタイン作戦が始まった! 光恵が自転車とフェリーを駆使して家までチョコをとりに行き、他のクラスメートは邪魔が入らないように屋上を確保。さらにゆりえのイメージアップを続ける。ゆりえは聞く。「なんでそこまでしてくれるの?」「今まで世話になったし、その恩返しよ」…無事届けられたチョコを手に、屋上の健児の前に立つゆりえ。協力してくれた友達の後押しに勇気をもらい、いざ告白…。
 素朴だけど、いい話でした…。あれ? 目から水が…。いままで他人のために神通力を使って奮闘してきたゆりえに対してクラスメートたちが特別な力を使わず恩返し、という最終回にふさわしいプロット。神様もこんなに身近なら、人間も恩返しをしたくなるのかもしれませんね。←うまいこと言ったつもり

涼風(テレビ東京25:00〜25:30)

 インターハイのために、部員と一緒に広島に帰ってきた大和。自分が参加するわけではないのでなんとなく引け目を感じているとき、萌果は励ます勢いでキスをしてしまう。ファーストキスに動揺する大和は萌果のことが頭から離れなくなってしまう。大会終了の夜、旅館の庭に出た大和と萌果だが、今度は大和からキスを…。

極上生徒会(テレビ東京25:30〜26:00)

 神宮司家から生還した極上生徒会。しかし奏は実家に残ったままだった。親族会議で奏以外の"能力者"の存在を問いただされる奏のところに聖奈が現れ、その手にはプッチャンが。プッチャンも神宮司の一族、りのの母親の息子だったのだ(?)。そしふ自分が当主になると宣言するプッチャン。かくして奏は宮神学園に戻り、卒業生は学園の役職として残り、今までどおり騒動は繰り返されるのだった…。
 まぁ、いい最終回だったと思います。ただ、奏が『楽しみたかった』という理由で創った宮神学園の存在意義が作品中あまり語られず(見逃していた回で語られていたのか?)、その点で宮神学園が存続したことの意義も弱かったような…。おっきなお友達の観点からすると、「大人になりたくない子供たちの楽園」風に見えてしまうんですよね…(汗)。いや、私が見逃した回でもっと重要な学園の存在意義が語られていたのかもしれないのでちょっとわかりませんが。あるいは原作ではキッチリ描かれていて、アニメでは割愛されていたとか?

 それにしても最近は萌え偏重主義作品が増え、とにかく視聴者、読者を萌えさせれば勝ち、金を落っことさせれば勝ちという姿勢が鼻につく…。作品中で視聴者に訴えたい何か…「こういうことなんだよ!」とか「こうすればいいと思うんだよ!」というテーマが感じられる作品が少なくなったと思う今日この頃…。

タイドライン・ブルー(テレビ朝日2:40〜3:10)

 って、ありましたよテーマのある作品! しかしチラ見しかしてなかったので、よくわかりません…orz しかし、全ての自分が受けられるはずの恩恵を放棄して全員に分配すれば世界中が仲良くなれる、という理想は子供である(作品中その発送をしたのは少年でした)
、なかなか人間同士は信じられないという微妙なことを表現したと思いました。しかし、そういう理想を疑わずに抱いた人同士が同時代に現れ、力を握って理想に向かって動いたとき、暫定的で期限付きの平和が訪れる、とも。それにしても、萌え成分が少ないキャラデザだといい話でも人気は出ないという現状は異常。